パワーポイントで動画を作成する方法|書き出し方法・動画化のポイントを解説

パワーポイントで動画を作成できることをご存じでしょうか?
動画制作というと、
● 専用ソフトが必要そう
● 編集が難しそう
● 書き出しに時間がかかりそう
と、ハードルが高く感じる方も多いかもしれません。
しかし、パワーポイントの動画書き出し機能を活用すれば、プレゼン資料や営業資料、会社説明資料などを簡単に動画化できます。
近年では、オンライン説明会やWeb会議でパワーポイント動画を活用する機会も増えており、「伝わりやすい動画資料」の需要も高まっています。
今回は、パワーポイントで動画を作成する方法や、見やすく伝わるパワーポイント動画を作るポイントについてご紹介します。
目次
パワーポイントで動画作成するメリット
基本的に動画制作は、2つ方法が挙げられます。
一つはプレゼンターが実際に撮影して制作する「実写動画制作」。もう一つはテキストやイラストなどを使用して制作する「アニメーション動画制作」です。
実写動画は撮影を行った上で編集作業をするため、人件費や撮影場所の確保、編集費用など、様々な工程で費用と労力が発生します。
対して、アニメーション動画制作は撮影の必要は無く、その分の費用などをカットできます。しかし、素材を駆使して編集する労力と時間がかかります。
パワーポイントでの動画作成は、アニメーション動画作成にあたります。
「動画を作るのは難しそうだな…」と思われるかもしれません。
ですが、パワーポイントであれば、普段のパワーポイント操作の延長で動画作成が出来るので、動画編集ソフトで制作するよりも、操作面で使いやすいというメリットがあります。
更に、元々パワーポイントで作成している資料がある場合は、その資料にアニメーションやBGMなどを付ける事で動画を作成できます。
既存のパワーポイント資料を活用して動画を作成することが可能なので、資料そのものを一から用意する必要もなく、より効率的に動画を作成できるというメリットもあります。
パワーポイントで動画を作成するには
それでは、実際にパワーポイントを動画に書き出してみます。
■用意するもの
・動画にしたいパワーポイントデータ
■場合によって、あれば欲しい素材
・BGMデータ
・ナレーション音声データ
・動画素材
①動画化したいパワーポイントを開き、画面左上の「ファイル」をクリックします。

②画面左のメニューから、「エクスポート」をクリック

③「エクスポート」メニュー内の「ビデオの作成」を選択した後、動画の画質を選び、「ビデオの作成」をクリックで動画書き出しが可能です。

③で、動画の画質が選べますが以下のように用途に合わせて選択しましょう。
■Ultra HD(4K)・・・4K解像度での書き出しです。サイズは大きくなりますが4Kディスプレイを用い高解像度で流す場合におすすめ!
■フルHD(1080p)・・・現在主流の画質です。特に理由がない場合はこのサイズがおすすめです!
■HD(720p)&標準(480p)・・・画質は荒くはなりますが、データサイズが軽いので、サイズに制限がある場合や動画自体を軽くしたい時に有効です。
もっと動画っぽくしたい!そんな時は…
「既存の資料をムービーにしたけど、スライドショーとそんなに変わらないな…」と思った時は、以下を試してみましょう。
1.「画面切り替え」機能で動きをつける
操作画面左上のリボンに並んでいる項目のうち、「画面切り替え」をクリックします。
パワーポイントでは標準設定で画面切り替えの動きは「なし」になっています。
この部分を変更すると次スライドに切り替わるタイミングで動きがつきます。
画面切り替えの種類は沢山ありますので、好きな動きをつけてみてください。


2.BGMやナレーションがあればなるべく入れる
普段何気なくている動画ですが、無音の動画は殆どありません。
ナレーション等収録が必要な音は難しい場合はBGMや効果音を入れるだけでも飽きが来ない動画になります。
音データは「挿入」の「オーディオ」タブから挿入できます。
再生の種類も、希望のスライドにだけ流す方法やスライドをまたいで流せる「バックグラウンドで再生」など選ぶことができます。

3.動画にしたいパワーポイントデータに適宜アニメーションを入る
図やテキストが順番に出てきたり、アピールしたい所にアクセントで動きが入れたりするとより理解しやすい動画に仕上がります。
こちらも、画面切り替え同様、様々な種類のアニメーションがあります。

4.既存の動画素材を埋め込む
これはパワーポイントで更にクオリティの高さを目指す人向けですが、動画素材をPPTに埋め込んでしまう方法も一つの手段としてあります。
パワーポイントに挿入できる動画のファイル形式は以下の通りです。
.wmv、.mp4、.asf、.avi、.m4v、.mov、.mpg 、 .mpeg 、.swf アニメーション機能では表現しきれない動きのある映像に仕上がりますが、動画そのものを入れているので、書き出した時データの容量は大きくなります。
こんな時はどうする?
書き出した動画をいざ再生してみると、次のシーンへ切り替わる時間が長く間延びした、または予想以上に早く切り替わる…という事がありませんか?
そのような時は以下の事をチェックしてみましょう。
■パワーポイントデータのスライドの切り替えを「クリック」のままにしている。
・・・切り替えが「クリック」のまま書き出した場合、切り替えのタイミングはのデフォルトの5秒で切り替わるようになります。任意のタイミングで切り替えたい場合は「画面切り替え」内の「クリック→自動」にチェック。切り替えの時間設定やアニメーションの長さで調節しましょう。
まとめ
パワーポイントで動画を活用することで、静止画だけでは伝えきれない情報を、より直感的にわかりやすく伝えられるようになります。
特に近年では、オンライン説明会やWeb会議、展示会などで動画付きPowerPoint資料を活用する機会も増えており、「伝わりやすさ」がより重要になっています。
一方で、
× 動画が重くなる
× 再生できない
× 容量が大きくなる
× 動画の配置が難しい
といった悩みも少なくありません。
そのため、
● 動画サイズを最適化する
● 再生方法を調整する
● スライド構成を整理する
● 見やすいレイアウトを意識する
など、PowerPoint資料全体の設計も重要になります。
ぜひ今回ご紹介した方法を活用し、より伝わりやすいパワーポイント資料を作成してみてください。
パワーポイントで動画を使う際によくある質問
Q. パワーポイントに動画を入れるメリットはありますか?
はい、動画を活用することで、文章や画像だけでは伝えにくい内容を、より直感的に説明できるようになります。特に、
● 商品紹介
● 会社説明
● 採用説明会
● 展示会資料
などでは、動画を入れることで視聴者の理解度向上につながります。
Q. パワーポイントに動画を入れると重くなる原因は何ですか?
PowerPoint資料が重くなる主な原因として、
● 動画ファイルサイズが大きい
● 高画質動画を複数使用している
● 埋め込み動画が多い
などがあります。
特に長時間の動画をそのまま挿入すると、PowerPoint全体の容量が大きくなる場合があります。
Q. パワーポイント動画が再生できない場合はどうすればよいですか?
動画形式がPowerPointに対応していない場合や、リンク切れが原因で再生できないケースがあります。
一般的には、
● MP4形式へ変換する
● PowerPointへ動画を埋め込む
● 使用PCでも事前確認する
ことで改善できる場合があります。
特にプレゼン本番前の再生確認は重要です。
Q. 動画入りPowerPoint資料を見やすくするコツはありますか?
動画だけを目立たせるのではなく、スライド全体の構成を整理することが重要です。
例えば、
● 1スライド1メッセージを意識する
● 文字量を減らす
● 動画サイズを適切に調整する
● 余白をしっかり取る
ことで、より見やすく伝わりやすいPowerPoint資料になります。
あわせて読みたい
「PowerPoint資料をもっと見やすくしたい」という方は、
→「見やすいパワーポイント作成のポイント5選!」
もぜひご覧ください。
「画像を使ってわかりやすい資料を作りたい」という方は、
→「画像を入れてわかりやすいパワーポイント資料に!」
もおすすめです。
「PowerPoint資料をもっとおしゃれにしたい」という方は、
→「パワーポイント資料をかっこいいデザインにするポイント!」
もぜひ参考にしてみてください。
【困ったら】パワーポイント制作のプロにご相談ください
動画を活用することで、PowerPoint資料はより印象的で伝わりやすくなります。
一方で、
× 動画編集まで手が回らない
× スライドデザインがまとまらない
× 動画を入れると重くなる
× 見やすい構成がわからない
と悩まれる方も少なくありません。
インフォネットでは、営業資料・会社説明資料・採用資料・展示会用資料など、用途に応じたPowerPoint制作を行っています。
「伝わる構成」と「わかりやすいデザイン」にこだわり、動画を活用したPowerPoint資料制作もサポートいたします。

