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会社紹介パワポはこれで完成!伝わる構成・デザイン事例・無料テンプレ配布

営業先でのプレゼン、採用活動における学生向け説明、オンラインでの商談や配布資料など、「会社紹介パワポ」はさまざまなビジネスシーンで活躍します。しかし、ただ会社概要を並べただけのパワーポイントでは、相手の心には響きません。伝えるべき情報が伝わらず、「なんとなく普通」「インパクトに欠ける」と思われてしまうのは非常にもったいないことです。

そこで本記事では、これまで数多くの企業様の会社紹介資料を制作してきた私たちオッズファクトリーが、【魅せる・伝わる・選ばれる】会社紹介パワポの作り方を徹底解説します。目的別の構成テンプレート、業種ごとのデザイン事例、プロが実際に使っているチェックリストや無料テンプレートの配布等、すぐに使える情報をたっぷりご紹介します。

会社紹介パワポとは?目的別の基本を解説

会社紹介パワポとは?

「会社紹介パワポ」とは、会社の基本情報や理念、事業内容などをスライド形式で分かりやすくまとめたプレゼン資料のことです。印刷して配布資料として使ったり、オンライン商談で画面共有するなど、多様な場面で活用されます。 企業の顔として、第一印象を大きく左右する存在ともいえる会社紹介資料。シンプルに作ることもできますが、目的や相手に応じた構成とデザインで仕上げることが、伝わる資料づくりのカギとなります。

使用シーン別:営業・採用・展示会・IR・Web掲載

営業資料としての活用:初回商談時に自社を紹介し、信頼感を得る
採用活動における説明資料:学生や求職者に対して会社のビジョンや文化を伝える
展示会での資料来場者に対し、画面でわかりやすくサービスや製品を紹介する
IR(投資家向け)資料:数値やビジョンを明確に伝えるプレゼン型資料
Web掲載用:PDFやスライド形式でホームページに掲載し、認知度アップを図る
使用目的により、構成や必要な情報、デザインのトーンが大きく変わってくる点に注意が必要です。

目的別に必要な構成要素とは?

例えば営業用の資料では「信頼感」が重視され、事業内容や実績が重要となります。採用資料なら「社風」や「社員の声」、IR資料であれば「売上推移」「ビジョン」が欠かせません。目的に応じて以下のような構成が基本となります。
営業:会社概要/事業内容/導入実績/お問い合わせ
●採用:会社概要/理念・ビジョン/職場環境/社員紹介
IR:会社概要/事業戦略/業績/中長期計画
展示会:事業内容/製品・サービスの特徴/導入事例

ありがちな失敗とその回避策

「とりあえず情報を詰め込むだけ」になってしまうと、伝えたいポイントがぼやけてしまいます。よくある失敗例には以下があります。
● 情報が多すぎて読む気がしない
● デザインに統一感がない
● 誤字・脱字、古い情報がそのまま
● 社内資料の延長で外部向けになっていない

これらを避けるためには、「相手目線」「目的に合った構成」「ビジュアルの一貫性」が重要となります。

伝わる会社紹介パワポの構成テンプレート

王道構成:表紙→会社概要→事業内容→実績→問い合わせ

最もスタンダードで汎用性の高い構成です。営業、展示会、採用など、幅広い場面に対応できます。
1. 表紙:会社名、ロゴ、キャッチコピーなどで印象づけ
2. 会社概要:社名、所在地、設立年、代表者、従業員数などの基本情報
3. 事業内容:主力事業、提供サービス、製品概要を図解とともに紹介
4. 実績:実績・信頼性のアピールに有効
5. 問い合わせ先:メール・電話・URL・QRコードなど明記
この構成をベースに、必要な情報を取捨選択して組み立てていくのがおすすめです。

5枚で完結するミニマル構成

短時間で伝える必要があるピッチやWeb掲載用に適した構成です。
1. 表紙
2. 会社概要+事業内容
(1枚にまとめる)
3. 製品・サービス紹介
4. 実績・導入事例
5. 問い合わせ情報

ページ数が少ない分、図やキーワードでインパクトを与える設計がポイントです。

15枚構成で魅せるプレゼン型会社紹介

IR資料や大型プレゼンに向いている、情報量が多く説得力を高める構成。
1. 表紙
2. 会社概要
3. 代表メッセージ
4. 沿革
5. 組織図・体制
6. 経営理念・ビジョン
7. 主力事業の詳細紹介(複数枚)
8. 導入実績・事例
9. 競合比較・強み
10. 社員紹介・社内文化
11. 中長期計画・IR情報
12. SDGs・社会貢献活動
13. 取引先一覧
14. お問い合わせ
15. エンディング・スローガン

ストーリー性を意識して構成すると、伝わり方が大きく変わります。

用途別に見る構成の違い(営業・採用・IRなど)

●営業:スピーディに信頼を得る情報が中心(実績・強み)
●採用:「この会社で働きたい」と感じさせるストーリー(ビジョン・社員の声)
●IR:数値と戦略を軸に(事業成長、財務指標)
●Web掲載:スッキリした構成で概要を短くまとめる
ターゲットが誰なのかを明確にし、構成もそれに合わせて調整しましょう。

業種別の構成例:IT・製造・サービス業の場合

IT業界:技術力の強み、導入事例、開発体制を強調
●製造業:工場・設備紹介、品質管理体制、実績の見せ方が重要
●サービス業:顧客満足の声、現場スタッフ紹介、接客品質の見える化
自社の業種で伝えるべきポイントを押さえることで、資料に厚みが出ます。

構成チェックリスト:抜け漏れ防止に使えるポイント

▢ 会社名やロゴ、キャッチコピーが明確に記載されているか
▢ 基本情報(住所、代表者、設立年など)は正確か
▢ 事業内容やサービスが誰にでも伝わる表現になっているか
▢ 他社と比較して差別化できるポイントがあるか
▢ 実績や取引先の記載は最新か
▢ 問い合わせ情報はわかりやすく記載されているか

資料作成後、このチェックリストで一度確認しておくと安心です。

用途別・業種別の会社紹介スライド実例集

会社紹介資料は用途や業種によって求められる内容や伝え方が大きく異なります。ここでは、実際にオッズファクトリーで制作した事例をもとに、用途別・業種別の効果的な構成・デザインのポイントを解説します。

営業資料として使える構成・デザイン例

営業資料は「初対面の相手にいかに自社の強みを伝え、信頼を獲得するか」が重要です。実績や他社との差別化ポイントをわかりやすく伝える構成が求められます。
構成例:会社概要→強み・特徴→製品・サービス紹介→導入実績→お客様の声→問い合わせ
デザインのポイント
色はコーポレートカラーや営業商材のカラーを基調にして信頼感を演出
写真や図解を適度に入れて、テキスト過多を避ける

営業資料として使える構成・デザイン例

採用説明資料:学生・求職者に伝える工夫

採用説明資料は、「ここで働きたい」と思ってもらうことが最大の目的。会社の規模感や信頼性、若手目線に立ったストーリー性や社風の見せ方がポイントです。
デザインのポイント
安心感や将来性につながるキーワードを強調
数字やグラフを活用し、導入実績や市場ポジションなどをわかりやすく伝える

採用説明資料で学生・求職者に伝える工夫

展示会・IR向け:数値・ビジョンの見せ方

展示会資料やIR資料は、数値データや将来ビジョンをしっかり見せることが重要です。信頼感と説得力を高めるデザインが求められます。
構成例:会社概要→事業内容→業績ハイライト→市場動向→将来戦略→問い合わせ
デザインのポイント
未来志向を感じさせるビジュアル、例えば成長イメージの写真や図解を活用
文字サイズや余白に配慮し、読みやすくプロフェッショナルな印象を与える

スタートアップ企業におすすめの構成

スタートアップの場合、限られた情報の中でいかにインパクトを与えられるかがポイント。ビジョンや独自性を強調しつつ、投資家や顧客にアピールする構成が効果的です。
構成例:会社概要→創業ストーリー→プロダクト紹介→市場の課題→解決策→チーム紹介→問い合わせ
デザインのポイント
シンプルかつ洗練されたデザインで、先進性を演出
インフォグラフィックやアイコンで情報を視覚的に整理

会社紹介パワポ:スタートアップ企業におすすめの構成

デザインで差をつける!スライドパターン集

会社紹介パワポは、デザインが伝わりやすさや印象を大きく左右します。ここでは、押さえておきたいレイアウトの基本パターンや、効果的な図解・比較・プロセス説明のデザイン例。さらには色やフォントの選び方等の具体的なテクニックを紹介します。

レイアウトの基本型:横並び・縦並び・グリッド

●横並びレイアウト
主に2〜3つのポイントを並列で見せたいときに有効です。視線が左右に移動しやすく、特徴やメリットを並べて比較したい場面に適しています。ただし情報が多すぎると散漫になるので注意しましょう。
●縦並びレイアウト
情報の流れを段階的に伝えたいときに効果的。読み手が自然に上から下へ視線を動かせるため、ストーリー性のある説明や手順解説に向いています。
●グリッドレイアウト
複数の写真やデータを整然と並べるときにおすすめ。四角形の枠を基準に配置すると見た目が整理され、ビジネス資料の信頼感が高まります。グリッドの余白を均等に取ることで、情報がごちゃつかずすっきり見せられます。

図解・比較・プロセス説明に使えるデザイン例

●図解の活用
文章だけでは伝わりにくい情報は、フローチャートやピラミッド図、ベン図などを使って視覚化しましょう。例えば事業の強みを3つ挙げる場合は、ピラミッドの頂点に最も重要なポイントを置くと理解しやすくなります。
●比較スライドの工夫
自社と競合他社や過去と現在の違いを見せる際は、左右対称のレイアウトやチェックリスト形式が使いやすいです。色で良い点・改善点を分けると一目でわかりやすくなります。
●プロセス説明
時系列や段階を示す場合は、矢印や番号を使って流れを明確に。横並びのステップ表示や階段状の図を使うと、次に何が来るか直感的に伝わります。

表紙・会社概要ページの魅せ方ルール

●表紙は「顔」なのでシンプルにインパクト強く
会社名、ロゴ、キャッチコピー、写真やイラストの配置をバランスよく。余白を多くとり、要素を絞ることで洗練された印象を与えられます。
●会社概要は箇条書き+フォントを工夫して読みやすく
事業内容や沿革などを羅列する際は、単調になりがちなので、フォントサイズや色の強弱をつけるとメリハリが出ます。
実際のビルやオフィス写真で実態感を出す
自社ビルやオフィスの写真を使うことで、「実際に存在している企業である」という実態感や信頼感を演出できます。無機質にならないよう、明るく清潔感のある写真を選ぶのがポイントです。

色・フォント・余白でプロっぽく見せる方法

●色の使い方
会社のブランドカラーをメインに据えつつ、補助色を1〜2色に抑えるとまとまりやすいです。コントラストを意識し、重要な情報は濃い色で目立たせましょう。背景は淡い色や白で清潔感を演出します。
●フォントの選び方
目に優しく読みやすいゴシック体を基本に使い、見出しは太字や大きめに設定。本文は細字かつ適度な行間を確保し、詰め込みすぎないことがポイントです。
●余白の大切さ
余白がないと資料は窮屈に見え、情報が頭に入ってきません。意図的に空白を設けることで、読み手の目が疲れにくくなり、資料全体の質がぐっと上がります。

アイコン・写真・図形の活用テクニック

●アイコンで視認性アップ
文字だけのスライドは退屈になりやすいので、箇条書きの前に関連アイコンを置くと見やすさが格段に向上。無料のアイコン素材サイトも多数ありますので活用しましょう。
●写真の配置で印象を高める
写真はスライドの1/3〜半分程度を目安に大きく使い、余白を意識して配置。写真とテキストのバランスが取れていると、見る側に「伝えたいこと」が伝わりやすいです。
●図形を使った強調
矢印や枠線、丸や四角などの図形を使い、強調したい部分を囲むことで目線誘導ができます。色や透明度を調整して過剰にならないように注意しましょう。

無料テンプレートの探し方と選び方

理想をいえば、会社の強みや独自性を最大限に表現できるオリジナルのスライドをプロに依頼して作成するのがベストです。しかし実際には、予算の制約や「急遽資料が必要になった」という事情で、外注が難しい場面も少なくありません。
そうしたときに役立つのが、無料で使える会社紹介パワポのテンプレートです。
本章では、「とりあえず急ぎで形にしたい」という方に向けて、無料テンプレートを選ぶ際のポイントや、活用時に注意すべき点をご紹介します。

無料テンプレート配布サイト3選(商用OK)

Microsoft Office公式テンプレート
安心の公式サイト。初めてパワーポイントを使う方でも扱いやすいデザインが揃っています。テンプレートの構成もシンプルで編集しやすく、安心して商用利用が可能です。ただし、無難な印象のデザインが多いため、「個性が伝わりにくい」と感じることも。

Slidesgo
海外発のテンプレートサイトで、モダンで洗練されたデザインが特徴。資料の雰囲気を一新したいときに最適。しかし、英語ベースなデザインのため、日本語の資料に不向きな点あり、注意が必要です。また、“テンプレート感”や“借り物感”が出やすいというデメリットもあります。

Canva
オンラインで直接編集できるプラットフォーム。多彩なテンプレートとドラッグ&ドロップの簡単操作で、デザインの知識がなくてもオリジナルの会社紹介資料が作れます。ただし、細かな文字調整や日本語フォントの統一がしづらく、“素人っぽさ”が出やすい点には注意が必要です。

使う前に確認したい注意点と改善方法

無料テンプレートを使う際にありがちなトラブルを回避。以下の点を必ずチェックしてください。

●商用利用の可否とライセンス条件
「無料」とあっても、商用利用が禁止されている場合やクレジット表記が必要なケースがあります。必ず配布元の利用規約を確認し、違反しないように注意しましょう。
●自社情報に合わせたカスタマイズ
会社名や数字データ、写真は必ず差し替えましょう。オリジナル要素が薄いと、他社と似た資料になりがちです。カスタマイズしたときにレイアウトが崩れないか、見た目のバランスも確認しましょう。
●改善ポイントの見極め
編集してみて「文字が読みづらい」「情報が多すぎる」「色味が合わない」など違和感を感じた場合は、配色やフォントサイズを変えたり、不要なスライドを削るなど積極的に調整しましょう。

パワポの無料テンプレートを配布中!

このブログをお読みいただいた方限定で、会社紹介資料やプレゼン資料、営業資料など、さまざまなシーンですぐに使えるパワーポイントの無料テンプレートをプレゼントしています。
シンプルでカスタマイズしやすいデザインなので、貴社のロゴやブランドカラーに変更してすぐに活用可能です。
もちろん商用利用もOK!ぜひこの機会にダウンロードして、伝わるパワポ資料作りにお役立てください。

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作成後に必ず確認したいチェック項目

完成した会社紹介パワポを使用する前に、第三者の視点でもチェックします。細部まで完璧に整えましょう。

構成・情報の流れに違和感はないか?

  1. スライドごとの情報の繋がりがスムーズか?
  2. 「話の筋」が破綻していないか?
  3. 重要なポイントが伝わっているか?

完成したら、一度声に出してプレゼンしてみるのをおススメします。読み手の視点に立って確認しましょう。

誤字・古い情報・見落としの最終確認

  • 会社名・連絡先・設立年・代表者名などの基本情報が最新か?
  • 誤字脱字や表記ゆれがないか?

誤情報は信頼性を大きく損ないます。複数人でのチェックが理想的です。

共有・印刷に最適なファイル形式とは?

会社紹介パワポを共有・印刷用として配布する際は、PDF形式に変換するのがおすすめです。以下のようなメリットがあります。

  • レイアウト崩れを防げる
    他のパソコンやデバイスで開いても、文字の位置や画像の配置がずれることなく、作成時のデザインをそのまま再現できます。
  • フォントのズレや置き換えを防止
    使用したフォントが閲覧側にインストールされていない場合でも、PDFなら見た目を保ったまま表示されるため、意図しないフォント変更による印象ダウンを防げます。
  • セキュリティ設定も可能
    PDFはパスワード保護や印刷制限などのセキュリティ機能も使えるため、社外共有時のリスクを抑えることもできます。

【困ったら】会社紹介パワポのプロにご相談ください!

会社紹介パワポは「自社の顔」となる重要な資料です。作成に悩んだり時間が足りなかったりする場合は、プロの力を借りるのも賢い選択。オッズファクトリーでは、用途や業種に応じた最適な構成・デザインをご提案。制作の全工程をサポートいたします。
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