パワポで目次スライドを作成する方法

パワーポイントの資料作成で、目次スライドを取り入れていますか?
目次があることで、資料の流れや全体像がひと目で伝わり、わかりやすく説得力のある資料に仕上がります。
本記事では、基本のパワポの目次スライドの作成方法から、デザインの工夫や便利なハイパーリンクの活用法まで、実践的なテクニックを詳しく解説します。
プレゼンや提案資料のクオリティを高めたい方は、ぜひご覧ください!
目次
パワポの目次スライドの作成方法
古いバージョンのパワーポイントでは、自動で目次スライドを作成する機能がありましたが、現在のバージョンでは無くなっています。
手動でも作成できますので、ぜひ作成してみてください。
まず、テキストボックスに目次のテキストを入力します。

次に「段落番号」で目次をナンバリングしましょう。
この時、「箇条書きと段落番号」でナンバリングのサイズや色が設定できます。

特に色を変えるだけで、ぐっとわかりやすい資料になりますので是非設定してみてくださいね。

最後に太字や文字間を整えて完成です。

ナンバリングすることによって、表題数が一目でわかるため資料のボリュームがわかりやすくなりましたね。
次のステップでは更にデザイン的な装飾の目次の作り方をご紹介します。
目次の装飾について
シンプルな目次は1つのテキストボックスで作成しました。
よりデザイン性の高い目次を作る場合はオブジェクトを使って作成してみましょう。
実際に2つの例をご紹介します。

●パターン1
数字の下にオブジェクトを敷くことでナンバリングがさらに目立ちました。
更に縦のラインを引くことで流れをより強調して見せることができます。

●パターン2
各項目の背景に色を付けることで、項目ごとの境が明確になり視認性が高くなりました。
また、ナンバリングを2桁にすることで項目が増えてもズレないデザインになります。
オブジェクトを使用した目次という点ではどちらのパターンも同じですが、見た目の印象が全く違うものができました。
このように、オブジェクトを使用することで自由度の高い目次を作成することができます。
目次をパワポの中扉として活用しましょう
目次を中扉として使用することで、「これから何を話すのか」や「どの項目まで進んだのか」がわかりやすくなります。
ただそのまま使いまわすのではなく、以下のように該当項目以外をグレーに変更したり、薄くしましょう。

該当の項目が目立ちつつも、他の項目も見えるので直感的にわかりやすい画面になりました。
目次にハイパーリンクを貼って便利なパワポに
抜粋して説明したい場合、目次にハイパーリンクを貼ることで説明したいスライドにスマートに飛ぶことができます。
まず、リンクを貼りたい目次のテキストボックスを選択し右クリック。
メニューからリンクを選択します。

このドキュメント内をクリック、飛ばしたいスライドを選択しOKをクリックすることでハイパーリンクが設定できました。

目次の数だけこの作業を繰り返してくださいね。
スライドショーモードでテキストボックスをクリックすると設定したスライドまで飛ぶことができます。
また、テキストボックスだけでなくオブジェクトにもハイパーリンクを設定することもできますので、ぜひ試してみてください。
最後に
今回はパワポで目次ページを作成する方法を紹介しました。
目次があると冒頭に概要がわかるため、聞き手にやさしい資料になります。
シンプルな目次でしたら簡単に作成できますので、ぜひ作成してみてくださいね。
また、もっとかっこいいパワポが作りたいけど、時間がない!難しい!という方はぜひ弊社にご相談くださいませ。